移籍 選手

さよならセヌー…FW瀬沼優司が期限付き移籍先のモンテディオ山形に完全移籍決定

シーズン終盤から報道されていましたが、モンテディオ山形に期限付き移籍していたFW瀬沼優司が来シーズンから山形に完全移籍することが発表されました。

瀬沼優司選手 モンテディオ山形へ完全移籍決定のお知らせ(清水公式)
https://www.s-pulse.co.jp/news/detail/38743/

このたびモンテディオ山形に期限付き移籍しておりました瀬沼優司選手が、モンテディオ山形へ完全移籍することが決定しましたので、お知らせいたします。

瀬沼 優司  (Yuji SENUMA) FW

【瀬沼優司選手コメント】
『来シーズンからモンテディオ山形に完全移籍することになりました。清水には5年間在籍させていただき、サッカー選手だからこそ味わうことのできる感動や苦しい経験もして、期限付き移籍で清水を離れる時間が多かったですが、「いつか帰ってきて活躍するんだ」という気持ちがずっと僕のモチベーションになっていました。清水では上手くいくことばかりではありませんでしたが、そのおかげで栃木、愛媛、山形という素晴らしいチームでプレーする機会を与えていただき本当に感謝しています。清水エスパルスのホームスタジアムで、サポーターの方々が作ってくださった最高の雰囲気を僕は一生忘れません。これからもプロサッカー選手としてスタートさせていただいた清水エスパルスというクラブをチームからは離れますが、ずっと応援しています。少し心の片隅でも応援していただけたら嬉しいです。5年間本当にありがとうございました。』

瀬沼は2013シーズンに正式入団しましたが、2012シーズンの夏から筑波大学に籍を置きながらJリーグでも活動する「特別指定選手」として清水に入団。

その入団直後、8月に行われた名古屋グランパスとのナビスコカップ準々決勝で終盤に投入されデビュー。逆転されたものの瀬沼が試合終了間際に同点ゴールを決め、その後の逆転勝利に結びつける鮮烈なデビューを飾りました。

また、9月にはリーグ戦に初起用された試合で途中出場からJ1初ゴールも決めています。

 

それだけ「もってる」シーンを見せられた故にチームやサポーターの期待は高まり、2013シーズンは背番号11を着け開幕からトップチームで出場機会を得ましたがなかなか結果を残すことが出来ず、だんだんと出場機会を失ってしまいます。

2014シーズンには栃木SCに期限付き移籍。そこで開幕戦からゴールを決めるなど持ち前の得点能力が開花し、好調をキープします。そして夏に監督が交代した清水に期限付き移籍を中断する形で呼び戻されました。

しかしながら復帰直後の2試合で僅かに途中出場をしただけでそのシーズンを終えます。

瀬沼本人に問題があったのかどうかはわかりませんが、このことは本人にとっても辛いことだったと思いますし、期待していたサポーターにとっても残念なことでした。

 

そのようなことがあったからかはわかりませんが、翌2015シーズンからは愛媛FCで2シーズン、今シーズンは山形に1シーズン、期限付き移籍をしており、清水には戻りませんでした。

その3シーズンではチームの主力として活躍し、ゴールも重ねています。

そして今シーズンをもって清水を退団して、正式に山形に移籍することになりました。

 

瀬沼と言えば、野性味あふれるダイナミックなプレーとはかけ離れた朴訥としたキャラクターも印象的、というよりもある意味「衝撃的」でした。

また非常にサポーター思いで律儀という印象もあります。Twitterでも今回の移籍についてサポ向けにコメントを残しています。

プレーでもキャラクターでもサポーターを魅了した瀬沼はこれからも「記憶に残るストライカー」として清水サポーターから愛されるでしょう。

来シーズン以降も素晴らしい活躍を期待しています!

-移籍, 選手
-,