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2人の選手がモンテディオ山形へ移籍 MF本田拓也が完全移籍 FW瀬沼優司が期限付き移籍

以前から噂に上がっていた通り、MF本田拓也とFW瀬沼優司J2モンテディオ山形移籍が発表になりました。
ホンタクは噂通りの完全移籍でしたが、瀬沼は今回も期限付き移籍です。セヌーはいつになったら戻ってきてくれるのでしょうか?笑

本田拓也選手 モンテディオ山形へ完全移籍決定のお知らせ(清水公式)
http://www.s-pulse.co.jp/news/detail/35400/

【本田拓也選手コメント】
『このたび、モンテディオ山形へ移籍する事になりました。エスパルスに戻ってきた際は、チームやサポーターの皆さまが温かく受け入れてくれた事がすごく励みとなり、エスパルスで引退しようと決めてプレーしてきました。それは自分の力不足で叶いませんでしたが、応援してくださった皆さまに恥じないプレーをしていくことで恩返しをしていきたいです。これからもエスパルスの活躍を祈っています。今まで本当にありがとうございました』

瀬沼優司選手 モンテディオ山形へ期限付き移籍決定のお知らせ(清水公式)
http://www.s-pulse.co.jp/news/detail/35401/

【瀬沼優司選手コメント】
『清水エスパルスに関わる全ての皆さま、まずはJ1昇格おめでとうございます!エスパルスが本来いるべき場所に戻れた事を心より嬉しく思います。その反面、エスパルスの力になれなかった自分の力の無さも痛感しました。僕は、来シーズンからモンテディオ山形に期限付き移籍する事になりました!戦いのステージは変わってしまいますが、僕は自分自身の戦う場所で全力でプレーしたいと思います。エスパルスのサポーターの皆さまとは、なかなか一緒に戦えませんが、瀬沼優司という一人の選手を応援して頂けたら嬉しいです。僕もエスパルスを応援しています!』

ホンタクの退団はこれで2度目。一度は2011シーズンが始まる前のいわゆる「大脱走」による退団でしたが、2年半後の2013シーズン夏に清水に復帰しました。

当時の清水はエースだったFWバレーが抜けたことによる戦力ダウンなどもあり、チーム力の底上げが課題となっていましたが、バレーが残した移籍金もありホンタク、FW大前元紀FWラドンチッチを獲得し後半戦の巻き返しに成功しました。

その後の2シーズンはJ1で下位に沈み、ホンタクも思ったような活躍はできませんでした。また、J2で戦った今シーズンは出場機会があったりなかったりもしましたが、出場した試合では以前よりも身体を張った激しいチェックで相手の中盤からボールを奪い、本職のボランチとして、またベテラン選手として格の違いを見せつけました。終盤9連勝の中、中盤が怪しくなるとホンタクを投入して建て直し、さすがという場面をつくっていましたね。

今回は出場機会を求めての移籍となりますが、まだまだ動ける選手です。山形のJ1昇格のためにも頑張ってほしいと思います。

また、瀬沼は清水に2012シーズンに移籍後、来シーズンで6シーズン目になりますが、そのうち3シーズン半を清水以外で過ごすことになります。栃木SC愛媛FCで戦い、今回が3チーム目の期限付き移籍です。

瀬沼は2014シーズンの栃木在籍時にエースとして活躍していましたが、シーズン途中に就任した当時の大榎克己監督に呼び戻される形で清水に戻ってきました。しかし、清水でのリーグ戦出場はわずか2試合で(それも途中交代でプレー時間10分以下)、清水に愛想をつかしてしまったのでは?と揶揄されることも…。

現在、FW争いはし烈ですが、そろそろ瀬沼には「清水のセヌー」として活躍するところを見せてほしいと思います。とりあえず今回も期限付き移籍ということで、来シーズンは山形で大活躍してもらって、再来年には戻ってきてもらいたいですね!

ちなみにこの2人はともに神奈川県相模原市出身で、出身高校は桐光学園という共通点があります。年齢が離れているので、高校時代に一緒のプレーはしていませんが、旧知の仲でしょうから、ピッチ上でも2人で息の合ったプレーを見せてもらいたいところです。

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