JFL・地域リーグ 移籍 選手

清水OBで元日本代表DF市川大祐がJFLのヴァンラーレ八戸へ加入

テルの移籍について記事にしましたので、この選手のことも紹介しないといけませんね!

昨シーズン後半、四国リーグのFC今治で過ごした元日本代表DF市川大祐が、先日JFLのヴァンラーレ八戸に加入することが発表されています。

市川大祐選手加入のお知らせ(八戸公式)
http://www.vanraure.net/archives/435670

1月7日(木)、市川大祐選手の加入が決定いたしましたのでお知らせいたします。

◆コメント
今シーズン、ヴァンラーレ八戸でプレーする市川大祐です。
ヴァンラーレ八戸でプレー出来る事を心から感謝しています。
チームの目標であるJ3昇格を叶えるために、プレーや経験をチームに伝えて行きたいと思います。
今シーズン、地域、チーム、サポーターが一体となって、青森初のJリーグチームを勝ち取るシーズンにしましょう!
応援宜しくお願いします。

ichikawa

市川は昨年12月に退団以後初めて三保を訪れて自主練をしており、その際には移籍先を探していることをコメントしていました。

今治退団の35歳市川大祐 現役続行へオファー待つ(日刊スポーツ)
http://www.nikkansports.com/soccer/news/1574045.html

市川はユースから昇格し、2010シーズンまで清水に在籍。主力として活躍していましたが、右膝の怪我に悩まされ、欠場を余儀なくされることもしばしばありました。

退団後はJ2の甲府・水戸、J3藤枝と渡り歩きましたが、右膝の痛みは慢性化しており、プレーするよりも怪我の治療やリハビリに費やす日々が続きます。昨シーズンは夏になって四国リーグのFC今治に入団し、1試合に出場しているそうです。

JFLヴァンラーレ八戸とは

今回市川が入団したヴァンラーレ八戸は日本アマチュアサッカーの最高峰であるJFL(日本フットボールリーグ)に所属し、昨シーズンは1stステージを優勝しているクラブです。J3昇格を目指し、J3ライセンスの申請をしていましたが、5,000人規模のスタジアムを確保できずライセンスを得ることができませんでした。今シーズンには確保できる見通しで、その点ではスタジアム問題は回避できそうです。

また、観客動員にも力を入れており、J3加入条件のホーム観客2,000人以上を達成するためにも元代表で知名度のある市川のような選手の獲得は必要だったのかもしれません。

昨年夏の時点でこのような記事がありました。

<JFL八戸>「観客2000人」達成なるか(河北新報)
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201507/20150723_24050.html

それにしてもJFLのクラブはいつの間にか実業団チームよりもクラブチームが目立つようになってきましたね。沼津市に本拠地を置くアスルクラロ沼津もJFL参加のクラブチーム。八戸も沼津もJ3昇格を狙っており、JFLは以前より熾烈さを増しています。

また、静岡にはもう一つ浜松市のHondaFCもJFLに参加しており、市川のプレーを県内で見ることができるかもしれません。

右膝は徐々に回復しているということで、今シーズンこそは試合出場時間を増やして再び躍動感のあるプレーを見せてもらいたいと思います。そして青森のサッカーを盛り上げる存在になってもらいたいです。

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